背幅計算ツールの調整についてのお知らせ | 同人誌印刷所おたクラブ

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背幅計算ツールの調整についてのお知らせ


背幅計算ツールの調整についてのお知らせ

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

この度、弊社の「背幅計算ツール」に関して、以下の通り調整を行いましたので、何卒ご確認いただけますようお願い申し上げます。

1. 書籍用紙の背幅計算定義変更について

用紙製造ロットにおける公差として、用紙の厚みに最大で±10%程度の差が生じる場合がございます。少し前より、用紙が薄めのロットが入荷しており、それに合わせて背幅の計算定義を変更いたしました。【1月4日更新分】

本日、年明けの納品分を確認したところ、厚みが通常のものに戻りましたので、再度修正を完了しております。【1月6日14時頃更新分】実際の仕上がりにより近い計算ができるようになっておりますので、ご了承いただければ幸いです。

2. 上質紙の計算修正について

上記の修正に関連して、上質紙70kgの背幅計算に誤った変更が含まれていたことが判明いたしました。現在、正しい定義に修正が完了しております。

1月4日〜1月6日午前中にテンプレートをダウンロードいただいたお客様には、大変お手数をおかけいたしますが、再度背幅計算を行っていただき、修正後のテンプレートをご利用くださいますようお願い申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

3. 背幅の誤差について

例えば、10mmの本を作成する場合、背幅に関しては公差を考慮すると、仕上がりが約8.8mm〜11.2mm程度の幅になることがあります。

今回のようにツールの計算定義を修正することで、できる限り正確に背幅を合わせるように努めておりますが、完璧に一致することは保証できません。この点についてご理解いただけますようお願い申し上げます。

4. 今後の対応について

今後、用紙の厚みに大きな違いが確認された場合には、背幅計算ツールを随時修正し、より適切な計算が行えるよう対応いたします。また、商品納品後気づき次第の修正になること、同じ用紙銘柄でも連量やT目Y目といった要素ごとに変更が入る可能性があるため、事前または都度のご案内が出来かねます。何卒ご了承ください。

5. 用紙の公差に関して

用紙に関しては、抄造ロット内やロット間で差が生じることがございます。特に一度の抄造数が少ない場合(特殊紙など)は、再販時などにロット差が頻繁に発生することがあり、品質にも差が出やすい傾向があります。

  • 表紙用紙:色味、質感
  • 本文用紙:色味、厚み、質感

厚みについては、4項のツール修正で対応可能ですが、色味や質感の差については、流通している品質基準を満たすものとしてお納めいただくことになります。あらかじめご理解いただけますようお願い申し上げます。

6. 背幅計算ツールをご利用いただくにあたって

テンプレートの確認: 入稿直前に必ずテンプレートの背幅計算結果をご確認の上、最新のテンプレートをご使用いただきますようお願い申し上げます。

入稿時のサイズ確認: 入稿時にサイズが異なる場合、計算ツールにおいて「何pxで入稿されたか」と「現在必要な入稿px数」を確認することができますので、その内容に基づいてご修正をお願いいたします。また、背幅計算ツールを活用いただければ、その時点での用紙の厚みも確認でき、より正確な仕上がりに繋がります。

今後とも、より良いサービスを提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


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